僕は、知らない言葉や人名など、気になったらすぐにネット(Google)で検索します。そのほか、欲しいものや居酒屋、ちょっとしたトラブルの解決策などなど、なんでもネットに頼っています。
しかし、以前は自分が知りたい情報になかなか行き当たらない場合もあり、検索に時間がかかってしまって、結果諦めたり、知りたいことが知れずにモヤモヤしたりしていました。誰しもそういった経験があるのではないでしょうか。
そこで今回は、僕が普段使っている、ちょっとしたGoogle検索のコツをご紹介したいと思います。
皆さんの、ネット生活のお役に立てれば幸いです。
ネット検索を使いこなそう!
「ggrks」。以前流行したネットスラングで、「ググれカス(それくらいの情報は、ご自分で検索して調べましょうね)」って意味です。このネットスラングや「ググる(わからないことをGoogle検索で調べる)」なんて言葉も、久しく耳にしなくなったほど、僕たちにとってGoogle検索は当たり前になりました。
とはいえ、ネット上にあふれる情報が天文学的数で増えていっているこんな時代に、自分の欲しい情報を見つけ出すのも一苦労です。AND検索といわれる単語の間にスペースを空けて検索する方法や、知りたい言葉や人名の後ろに「とは」を付けて行う意味検索などは使っていましたが、ときには全然関係のない広告サイトを開いてしまいイライラすることもしばしば。
そこで、僕は検索のテクニックを身につけることにしました。そうすることで、時間のロスも減りますし、自分にとって有益な情報にたどり着く可能性も高まると考えたからです。今回ご紹介するネット検索の方法を使って、皆さんもぜひ精度の高い情報を手に入れてください。
Google検索のちょっとしたコツ
- フレーズ検索(完全一致検索)
Googleなどの検索エンジンは優秀で、曖昧な言葉でも検索してくれますが、ときに優秀すぎて候補となるサイトが多すぎることがありませんか。そんなときには完全一致検索を使いましょう。「“ ”(ダブルクォーテンション)」で、検索したいワードを囲むと、そのワードと一致するサイトだけに絞って検索結果を返してくれます。 - 除外検索
僕は、マンガのONE PIECEが好きなのですが、「ワンピース」で検索すると、当然女性ものの服が検索結果に出てきます。そういうときは「-(半角マイナス)」を除外したいワードの頭につけてあげると、検索結果からそのワードの含まれたサイトを除いてくれます。検索結果から、通販サイトを除外したいときにも役立ちます。 - サイト内検索
サイトの情報量が多いときに便利。アドレスバーで、検索したいワードの後ろに「site:サイトのアドレス」とすることで、そのサイト内でワードが含まれるページを検索することができます。 - 期間指定検索
新しい居酒屋に行くのが好きなのですが、「居酒屋 ニューオープン」などと検索すると、2年前の情報が出てきてしまい戸惑うことがあります。そんなときは、検索結果画面の右上に出てくる「検索ツール」の文字をクリックすると、期間を指定して検索することができます。期間もいろいろ選べますので、最新の情報を知りたいときに使っています。 - 特定のSNS上で検索
GoogleでTwitterやInstagramなど、SNSでの情報を検索するときに使います。ワードの後ろに「@SNS名」と付けることで、特定のSNS上の情報を得ることができます。
【番外編】「Googleレンズ」で検索
検索のコツというわけではないですが、僕自身が感動したのが、Googleレンズという機能です。スマホのGoogle検索のウィジェットの右端に出てくるカメラのマーク。タップすることで、撮影したモノの情報を検索することができます。
数年前から、こういったカメラを使った検索というのは存在していたと思いますが、その頃使ってみると正直微妙な使用感でした。最近試しにと思い使ってみると、検索の精度が向上しているのに驚きました。
街で見かけた植物やオブジェの名前や、気に入ってるけどどこで買ったのか忘れた日用品をすぐに検索できるだけでなく、外国語のテキストの翻訳までこなしてくれます。
気になったことはとりあえずGoogleレンズで検索してみましょう。文字を打つより簡単で意外な発見がありますよ。
あとがき
最近は知りたいことをTwitterやInstagramで検索する人が増え、Google検索を使わない人も増えているそうです。ネット上に膨大なデータ・サイトがある現在、検索の精度が下がっているという説も。
ですが、要は使いようだと思います。使いこなせば自分にとって有益な情報や新しい知見を得られ、役に立つGoogle検索。活用次第で時短にもなり、ビジネスのステップアップにもつながると思っています。
それでは、また。