Chromebookに限らず、モノを購入するときには、あれこれ考えるタイプです。というよりは失敗を繰り返して、事前の調査・比較・考察が、いかに大切かを学んで、考えるタイプになりました。
引き続き、Chromebookの機種選びについて、書いていきます。同じようにChromebookの機種選びに迷っている人、参考にしてみてください。
Chromebookを比較する
前回の記事で、自分なりに優先する項目を絞りました(用語等も解説していますので、未読の方は、ぜひ)。2in1タイプで価格帯7万円以下の機種を中心に、自分が調べていいなと思った各社の機種を比較していきたいと思います。
Lenovo IdeaPad Duet 560 Chromebook
Lenovo社の2in1タイプ(キーボード着脱式、セパレートタイプ)Chromebook。ディスプレイサイズが13.3型と、セパレートタイプの中では比較的大きめ。有機ELディスプレイでリアルな色彩や鮮やかな映像が楽しめるのが特長。また、タッチペンが付属しており、収納できるのも、タブレットとしての使用を想定するとうれしいポイント。
(注:本機種はメモリが4GBと8GBのモデル、ストレージが64GBと128GB、256GBのモデルがありますが、予算的に今回はメモリ4GBストレージ64GBのモデルを紹介)
HP Chromebook x2 11【C1】
HP社の2in1タイプ(キーボード着脱式、セパレートタイプ)Chromebook。本体(キーボードを取り外した状態)の重量が560gと軽量で、気軽に持ち運びできるのが特長。ディスプレイサイズは11型。解像度は2160×1440とセパレートタイプの中では高め。また、アスペクト比が3:2のため、ネットサーフィンや文書の作成に適しています。
HP Chromebook x360 14b【C1】
HP社の2in1タイプ(コンバーチブルタイプ)Chromebook。高性能のCPU、メモリ(8GB)とストレージ(128GB)が特長(注:あくまでも、今回ピックアップした機種の範囲内)。重量的にタブレットとしての使用は限定的になるとは思いますが、その分ディスプレイサイズは大きめ(14型)。
Acer CP311-3H-H14P
Acer社の2in1タイプ(コンバーチブルタイプ)Chromebook。特筆すべき点はあまりないものの、平均的なスペックで5万円以下で買えるのは十分魅力的と思い、候補に入れました。
ASUS Chromebook Detachable CM3
ASUS社の2in1タイプ(キーボード着脱式、セパレートタイプ)Chromebook。画面は10.5型で小さめ。その分軽量で、キーボード・付属のカバースタンドを含めても1kg未満。価格的にも2in1タイプとしては最安クラスですが、個人的には十分な性能だと思います。また、付属のカバーはスタンドとして使用可能(しかも縦横自由)。タッチペン(付属品)が本体に内蔵できるのは、紛失防止に役立ちそうです。
スペック比較 一覧
Lenovo IdeaPad Duet 560※1 | HP Chromebook x2 11【C1】 | HP Chromebook x360 14b 【C1】 | Acer CP311 -3H-H14P | ASUS Chromebook Detachable CM3 | |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 7c Gen2 | Qualcomm® Snapdragon™ 7c | インテル® Pentium® Silver N6000 | MediaTek™ M8183C | MediaTek™ MT8183 |
メモリ | 4GB | 4GB | 8GB | 4GB | 4GB |
ストレージ | 64GB eMMC | 64GB eMMC | 128GB eMMC | 64GB eMMC | 128GB eMMC |
ディスプレイ サイズ (解像度) | 13.3型 (1920×1080) | 11.0型 (2160×1440) | 14型 (1920×1080) | 11.6型 (1366×768) | 10.5型 (1920×1200) |
重量 (キーボード等 装着時) | 本体 700g (1.2kg) | 本体 560g (1.03kg) | 1.6kg | 1.05kg | 本体 506g (915g) |
駆動時間 | 15.5時間 | 11時間 | 11時間 | 15時間 | 12.3時間 |
発売時期 | 2021年12月 | 2021年12月 | 2021年8月 | 2022年2月 | 2021年3月 |
価格 (公式サイト) | 69,102円 | 64,800円 | 59,800円 | 47,480円 (Amazon※2) | 40,320円 |
SUIKA的 ここがいいね | 有機EL液晶 セパレートタイプの中では 画面が大きめ | デザインが好み 軽い アスペクト比が3:2 | 同価格帯の中では高性能 | 軽い 安い タッチペン内蔵可能 | |
SUIKA的 ここがちょっとね | 価格が… | タッチペンが別売 | 重量が… | 機種のデザインが… |
※1メモリ4GBストレージ64GBの機種 ※2メーカー公式サイトでは価格表示なし
スペック考察 まとめ
予算(7万円以内)的に、CPUやメモリなどの性能面はさほど気にしていません。そもそも、そんなに高度な性能を使いこなせる自信もないです。
CPUなどの性能面を考慮しなければ、軽量で持ち運びしやすい機種を選ぶのか、画面が大きい機種を選ぶのかの二択と考えても良さそう。あとは価格との相談になってくるかなと。細かなポイントはおまけ程度に考えた方が決断しやすそうです。
最終的に購入した機種
僕は、Lenovo社のIdeaPad Duet 560を購入することにしました。①タブレットのみで使用できること、②本体・キーボード・カバー含め1.2kgは、ギリギリ持ち運びできる範囲内かなと思ったこと③画面もそこそこ大きいこと、この3点で決めました。あとは、価格ですが、Amazonでメモリ4GB・ストレージ64GBのモデルが61,300円で購入できたことも決め手の一つだったかもしれません。
あとがき
Chromebookを購入しようと決めてから、各メーカーの公式サイトをはじめ、レビューサイトなど本当にいろいろなサイトを読みあさり、調べに調べました。これからは、新しいChromebookで、そういったネットサーフィンやブログの執筆ができるかと思うと楽しみでなりません(この記事を書いている現在、商品の到着を待っている状態です)。
また、実際の使用感なんかも記事にしていきたいと考えていますので、そちらもぜひ。
それでは、また。