新しい端末としてChromebookを購入することにしました。当然考えなければならないのが機種。
機種選びは、頭を悩ます難しいものであると同時に、期待膨らむ幸せな時間でもあると思います。せっかくなら、自分にとって最良の一機を選びたい。
そこで、最新機種を中心に、自分なりにChromebookを比較してみました。同じようにChromebookの機種選びに迷っている人の参考になれば幸いです。
Chromebookって?
ここで改めて、Chromebookについて書いておこうと思います。
ChromebookとはGoogleが開発したChrome OSを搭載したノートパソコンのことで、低価格・起動や動作のスピード・ウイルス対策などの安全性などに優れた端末です。一般的なノートPCと比べ軽量で、持ち運びにも便利です。
しかし、WindowsやMac搭載のパソコンに比べると、価格が安い分、負荷の大きい高画質なゲームや、動画や画像編集などの高度なクリエイティブな作業は苦手とされています。
ちなみにChromebookは一部の機種を除き、基本的にWi-Fi環境が前提ですので、ご注意ください。
Chromebookの機種選び
Chromebookは2022年3月現在、HP(ヒューレット・パッカード)、ASUS(エイスース)、Acer(エイサー)、Lenovo(レノボ)などのメーカーから実に様々な機種が発売されています。各社ともに多種多様なモデルを発売していますので、自分の使用シーンに合わせた機種選びが可能です。
ここからは、僕が使うことを想定して、比較・考察してみたいと思います。
Chromebookの比較ポイント
さて、実際に比べるとなると勉強しなければならないことは多そうです。どの部分から比較するのか、自分なりにポイントを整理してみました。
CPUやメモリなど性能面
Chromebookに限らず、パソコン・スマホなどデジタル端末のスペック表を見ると、「CPU」「メモリ」という言葉が必ず出てきます。これらの意味から勉強していきます。
CPUとは
Central Processing Unit(中央処理装置)の略で、プロセッサーとも呼ばれます。パソコンには必ず搭載されています。
パソコンなどのデジタル端末は、全体を「仕事部屋」として例えられます。OSが道具を使う「人間」にあたり、CPUは「脳」にあたります。脳が高度であればあるほど、様々な処理が可能になります。
Chromebookに搭載されているCPUはデスクトップ端末や一般的なノートパソコンに搭載されているCPUに比べると、性能が高くないものが多いですが、ChromeOS自体が軽いため、十分な働きをしてくれます。
メモリ(RAM)とは
Random Access Memory(ランダム・アクセス・メモリ)の略語で、コンピューターが処理を行う際、データを一時的に保管するための場所を指します。
メモリは、作業用の「テーブル」です。コンピューターの作業領域を指し、テーブルが広ければ広いほど、複数の作業が同時にこなせたり、効率が上がり、快適な速度で作業ができます。
Chromebookのメモリは、4GB以上の機種が主流です。動画編集などの高度な作業を行いたい人は8GB以上の機種を選んだほうが良いとされています。
ストレージとは
データの記憶容量のことで、大きければ大きいほど、多くの動画や音楽、画像、アプリなどを保存できます。低価格帯の機種に多い32GBのストレージだと、容量上アプリの追加インストールが難しいようなので、Androidアプリを多く利用したい方はご注意を。
価格面
CPUやメモリは高性能に越したことはないですが、比例して価格も上がります。僕は、今のところ、高画質ゲームや高度な動画編集などはするつもりもないので、そこそこの性能で良いかなと思っています。
ディスプレイサイズや解像度
ディスプレイサイズは10インチから15インチの機種が多いです。
解像度は映像のキレイさを表す指標で、Chromebookの解像度は、フルHDと呼ばれる1920×1080以上のものが多いです。解像度が高ければ、より画質が高いことを意味し、鮮明な映像が楽しめます。
YouTubeやNetflixなどの動画視聴をメインで楽しみたい人は解像度が高い端末がおすすめです。
本体のサイズと重さ
本体のサイズと重さは、ディスプレイサイズに左右されます。大きければ画面は見やすいですが、その分、重くなってしまいます。逆に、軽量で持ち運びに優れた機種は、画面が小さい。
どちらを選ぶか、自分の使用シーンに合わせたサイズ選びが重要になると思います。
アスペクト比
アスペクト比は、ディスプレイの縦横の長さの比のことです。16:9や3:2などの種類があります。16:9はテレビやYouTubeに多いアスペクト比で、動画などの映像観賞に向いているとされます。対して3:2のアスペクト比では、縦の比率が高いため、1ページに表示できる情報量が多く、ネットサーフィンや文書作成に強いとされています。
機種のタイプ
Chromebookには大きく分けて、二つのタイプがあります。クラムシェルタイプと2in1タイプ。
クラムシェルタイプは一般的なノートパソコンのような形で、ディスプレイサイズも大きめな機種が多いです。
2in1タイプには、キーボードが360度回転し、折り畳めるタイプ(コンバーチブル)、キーボードが着脱可能のタイプ(セパレート)があり、タブレットとしての使用が想定された形になっています。コンパクトな機種が多く携帯性が重視されている印象です。
僕は、動画や電子書籍を見ることも多くなりそうなので、タブレットになる2in1タイプを選ぼうと思っています。
その他
タッチペンについて
各社、タッチペンに対応したモデルが主流ですが、問題なのは収納できるかどうか。僕は車の中や部屋のあちこちで使う場面が多くなると思うので、紛失防止の観点から、できれば初めから付属品として本体内に収納できるものが好ましいと考えています。
駆動時間
11~15時間くらいの機種が多く、どの機種を選んでも丸1日出先で使用する分には問題ないと思います。駆動時間が長ければ長いほどいいとは思いますが、その分バッテリーが大きくなり本体重量も重くなる。重量が重ければ、持ち運びも不便になるので、最低限の駆動時間が確保できていれば十分だと思います。
テンキーの有無や英語配列などのキーボード関係、HDMIなどのインターフェース、そのほか様々な比較ポイントがあると思いますので、自分が何の目的で購入し、何を重視するのか見極めて、機種の比較を行うことが大切だと思います。
個人的な考察のまとめ
そもそも僕が、デスクトップではなく、Chromebookを選んだのは、携帯性と価格面に優れていたからです。なので、その部分を重視したい。
タブレットとしても使用でき、価格がそれほど高くない機種を購入することを検討しようと思います。CPUやメモリなどは、高性能のものが良いとは思いますが、当然価格が高くなるので、ある一定の基準を満たしていれば良いかなと。
そのほか、ここまで調べてきたことを実際の機種選びで参考にしていこうと思います。
あとがき…ではなく、つづきがき
長くなりましたので、続きます。
次は、実際の機種を比較しながら、最終的に購入する機種を選びたいと思います。
それでは、また。